商品写真の要件 総まとめ:各プラットフォームのサイズ、背景、フォーマット
商品写真の要件 総まとめ:各プラットフォームのサイズ、背景、フォーマット
レタッチ時に押さえる主要要件
オンラインのプラットフォーム(総合マーケットプレイス、ファッション系、カタログ型、フリマ・クラシファイドなど)で事業を営むうえで、加工済み写真が満たすべき主要な要件を挙げます。
- 画質。 レタッチした写真は高解像度でくっきりしていることが重要です。これにより見込み客は商品をより詳しく確認でき、より納得のいく購入判断ができます。
- 自然な見た目。 レタッチでは商品の自然な見た目を保つべきです。過度な加工は外観を歪め、お客様の不信を招きます。
- 色の正確さ。 写真の色が商品の実際の色と一致することを確かめてください。これは、受け取った商品がサイト上の画像と違うという失望を防ぐために重要です。さもないと正当なクレームや返品を招きます。
- 背景。 画像の背景は清潔で均一であるべきで、商品から注意を逸らさないようにします。白背景や、その他のニュートラルな色調が推奨されます。
- ディテール。 質感や素材を伝えるクローズアップ写真が非常に重要です。写真は商品のディテールと特徴を強調し、購入前に商品を十分に理解する助けになるべきです。
- 統一した雰囲気。 サイト上のすべての写真が同じ加工の雰囲気を持つことが重要です。これは統一した視覚的印象を生み、消費者の目にブランドを定着させます。
- プラットフォーム基準の順守。 画像を公開する際は、フォーマット、サイズ、解像度、比率などの技術面を含め、そのプラットフォームの要件と基準に合致していることを確認してください。
各プラットフォームの写真要件 総まとめ
同じ商品カットが、あるフリマでは問題なく販売に出るのに、あるファッション系マーケットプレイスの審査ではすぐにはじかれる、ということが起こります。原因はほぼ常に技術要件です。あるところでは正確な白背景が必要で、あるところでは比率が厳格に指定され、あるところではファイルサイズがメガバイトで制限されています。これらのルールを事前に知らないと、カードの作り直しに何日もかかり、その間ずっと商品はお客様に見えません。
この記事は、各種プラットフォームの現行の要件(ピクセルのサイズ、比率、許容フォーマット、最大ファイルサイズ、写真枚数、メインカットの個別ルール)を一箇所にまとめます。そのうえで、各プラットフォームが何を禁止しているか、なぜ最も多くカードが却下されるか、どうすれば一発で審査を通せるかを解説します。なお、以下で挙げる具体的な数値や上限はプラットフォームやカテゴリで変わり得るので、ベストプラクティスの目安として捉え、正確な値は各出品先の仕様で確認してください。
一つの数字を探して記事を行き来しなくて済むよう、手早いカンニングペーパーを置きます。もし各プラットフォームに使い回せる一枚の万能な元画像が欲しいなら、縦位置3:4、解像度1500×2000px、RGBの純白背景(255,255,255)、高品質のJPGまたはPNG、ファイルサイズ10MBまで、商品の周囲に10〜15%の余白、で作ってください。このファイルからトリミングで、カタログ型向けの正方形1:1も、フリマ型向けの横位置も得られます。以下、各数字を詳しく、プラットフォームの型ごとに見ていきます。
写真は商品カードの中で二つの仕事を同時にこなします。一つは明らか、人が買いたくなるように商品を見せること。もう一つは目立ちませんが同じく重要で、プラットフォームの自動・手動の審査を通ることです。プラットフォームは売り場の統一に大きなリソースを割きます。そこにカタログ全体のコンバージョンがかかっているからです。切れた商品、グレーの背景、引き伸ばされた画像は検索結果の全体像を壊し、プラットフォーム全体への購入者の信頼を下げるため、そうした画像は自動で却下されます。
実務上、出品者はまさにこの段階でお金を失います。商品は仕入れ済み、倉庫にあり、説明も用意できているのに、背景が純白でなかった、ファイルが許容より重かった、比率が求められる3:4に収まらなかった、という理由でカードがエラー状態のまま止まる。停滞の一日一日が、失われた表示と売上です。だから画像を各プラットフォームの要件に合わせて準備することは、形式手続きではなく、時間と売上の直接の節約なのです。
悪い写真の本当のコスト
ミスの代償は、作り直しの時間だけでは測れません。メイン写真はCTR、つまり検索結果でカードをクリックした人の割合に直接影響します。グレー背景のぼやけたカットと、白背景の清潔な商品の差は、クリック率で1.5〜2倍にもなり、同じ広告予算での注文数もそれだけ変わります。表示に対して費用を払っているなら、弱い写真は文字どおりお金を燃やします。トラフィックは来るのにクリックが成約しないからです。
大まかに計算してみましょう。カードが月に10,000回表示されるとします。CTR4%なら400クリック、CTR8%なら800クリック。注文へのコンバージョンが5%、平均単価が一定なら、より質の高いメイン写真だけで、月に20件の注文と相応の売上の差が生まれます。プロによる撮り直しや一括の下準備は、こうした一つの商品で数日のうちに元が取れます。
なぜ万能ファイルは存在しないか
難しいのは、プラットフォームごとにルールが異なり、しかも最小解像度から、商品上のブランドロゴが許されるかまで、文字どおりすべてが違う点です。ファッション系にも総合型にもフリマ型にも同じように完璧に合う万能ファイルは存在しません。ファッション系は縦位置3:4を求め、カタログ型は厳格な白背景の正方形1:1を好み、フリマ型は横位置や実際の撮影環境を許します。あるプラットフォームに完璧に合う同じカットは、別のところでは切れるか、白い余白で囲まれるか、却下されます。
ただし、各プラットフォームへの適応が何時間ではなく数分で済むように元画像を準備できる、基本のパラメータ一式はあります。論理はシンプルです。解像度に余裕を持たせ、商品の周りに余白を取って撮影・加工し、そこから各売り場向けの派生ファイルを切り出す。この基本一式から始めましょう。
基本パラメータ:すべてのプラットフォームに共通のこと
メイン写真
1枚目の写真は商品の本質と機能を伝えるべきです。通常は商品全体を、やや斜め(半横)に向けたもの。主な目的は、目の前にあるのが何か(コートなのか、家電なのか)を人に説明することです。フォルムと全体の色調を伝えます。
クローズアップ その1
商品写真レタッチの二つ目の課題は、商品の色パレットを正しく伝えることです。とくにパレットが複合的な場合(たとえば黒いベルベットに白い金属)。正しい色と露出のために、キャリブレーターとカラーチャートを使います。写真上の商品の色が現実に最大限一致することが重要です。クレームや返品は不要です。
クローズアップ その2
加工の三つ目の課題は、素材を伝えることです。お客様が写真上で品物への触感をほとんど感じられるように。レタッチ後の写真には質感がはっきり読めるべきです。ファーなら毛の一本一本が、革なら模様が、なめらかで磨かれた面なら光を反射して輝きが見えること。そのためには品物の一部を非常に大きく寄ったクローズアップが必要です。
モデル着用・手に持ったカット
このカットの目的は、品物のスケールをお客様に伝えることです。そのために人に着けさせたり、そばに置いたり、手に持ったり、スケールの分かる他の物と並べたりして撮ります。技術系の商品なら、インフォグラフィックに寸法などを載せるのも許されます。
パッケージのカット
パッケージの写真を正しく加工することは重要です。すべての商品でパッケージが売るわけではなく、無い場合もあります。しかし多くのメーカーがパッケージに多大な労力を注ぎ、それ自体が商品を売るように作られていることを私たちは知っています。パッケージにはインフォグラフィックが載り、優れたデザイナーがロゴを仕上げます。年月をかけて磨かれたブランドは評判という優位を与えます。その成果を活かさない手はありません。
プラットフォームの型ごとのパラメータ
型によって論理は異なりますが、どの型も販売には重要です。カタログ型は、古典的なカタログ風の厳格な白背景を志向します。フリマ型は柔軟で、普通の環境の実際の商品写真が許される、掲示板に近い形式です。
カタログ型(価格比較型)のパラメータ
カタログ型は歴史的に商品検索から育ったため、白背景の清潔なカタログカットがとくに重視されます。異なる出品者の提案と並べて検索結果に表示しやすいからです。
- 比率: 1:1(正方形)またはそれに近い形が推奨。一部のカテゴリでは縦位置も許容。
- 最小解像度: 600×600px以上。推奨は1000×1000px以上。
- ファイルフォーマット: JPG、PNG。白背景のカタログカットには高品質JPGが多い。
- 最大ファイルサイズ: 平均で1枚10MBまで。
- 写真枚数: カテゴリにより通常10〜15枚程度まで。
- 背景: メイン写真は厳格に白。カタログ型で最も厳しい要件の一つ。
カタログ型のメイン写真は、商品全体を、白背景で、端が切れず、余計な写り込みなく見せる必要があります。このプラットフォームは商品の比較を志向するので、規格外の背景はその論理を壊します。追加カットは使用シーンやディテールでも構いませんが、1枚目は厳格にカタログ風です。
なぜカタログ型で白背景が最重要か
カタログ型では、複数の出品者が同じ商品を一つのカードで売ることがあり、価格とコンテンツで競争が起こります。プラットフォームは異なる店舗の提案から検索結果を組み立てるので、統一した白背景があれば視覚的なバラつきなく並べて表示できます。だからここでは、メインカットのグレーや色付き背景はほぼ確実に却下です。あなたのカードが他人のものと統合されている場合、写真がより清潔で質が高いほうが勝ちます。システムがそれをメインとして優先的に採用するからです。
フリマ・クラシファイド型のパラメータ
フリマ型は仕組みが異なります。これは掲示板・個人間取引のプラットフォームで、ここでは購入者はスタジオカットより具体的な商品の実際の写真を期待します。とはいえ店舗や商品ビジネスにとっては、写真の質が反応に直接影響します。
- 比率: 厳格な要件はないが、横位置または正方形4:3か1:1が推奨。一覧のサムネイルがその形で表示されるため。
- 最小解像度: 長辺600px以上、推奨は1280px以上。
- ファイルフォーマット: JPG、PNG。
- 最大ファイルサイズ: 1枚あたり大きめの上限。フリマ型は他の型より上限が高い傾向。
- 写真枚数: 1つの出品に10枚程度まで。
- 背景: 白背景の厳格な要件はないが、清潔な明るい背景が信頼と反応を目に見えて高める。
フリマ型では、カタログ型のようにグレー背景で自動却下されることはありませんが、独自のルールが働きます。他人の写真や、他の出品者の透かし入り写真は禁止です。同じ画像の使い回しを防いでいるので、自分の実際のカットが常に望ましいのです。
フリマ型で反応を高めるもの
フリマ型ではハイブリッドなアプローチが効きます。1枚目は清潔で分かりやすく、明るいか白の背景にして、何十もの他の出品の中でサムネイル一覧で商品が読めるようにするのが良い。一方、2枚目や3枚目では実際の環境の実物を見せるのが有益です。開封した箱、机の上の同梱物、手に持った品物。これはフリマ型での購入者の主な懸念(写真はネットから拾ったもので実際には商品が無いのでは、という疑い)を取り除きます。異なる角度から昼光の下で撮った実物の写真は、反応や問い合わせを目に見えて増やします。
カタログ型とフリマ型の比較
| パラメータ | カタログ型 | フリマ型 |
|---|---|---|
| 比率 | 1:1(推奨) | 4:3または1:1 |
| 最小解像度 | 600×600px以上 | 長辺600px以上 |
| 推奨 | 1000×1000px以上 | 1280px以上 |
| フォーマット | JPG、PNG | JPG、PNG |
| 最大ファイルサイズ | 10MBまで | 大きめ |
| 写真枚数 | 10〜15枚まで | 10枚まで |
| メインの背景 | 厳格に白 | 任意、明るいほうが良い |
一枚の元画像を各型で使い回す
基本カットが縦位置3:4、白背景、解像度1500×2000で撮られていれば、各プラットフォームへは最小限の作業で適応できます。
- ファッション系向け: 元画像をそのまま使用。3:4がそのまま合います。
- 総合型向け: 3:4の元画像が使え、必要なら中央トリミングで正方形版も作れます。
- カタログ型向け: 縦位置を正方形1:1にトリミングし、商品を中央に、白い余白を残して保ちます。
- フリマ型向け: 正方形または横位置版を作り、背景は白のままでも、別カットで実際の環境の商品を見せてもよい。
このアプローチの要点は、最初から元画像で商品の周りに十分な余白を残しておくことです。そうすれば別の比率へのトリミングでも品物の重要部分が切れません。
比率とサイズのカンニングペーパー
| プラットフォームの型 | 比率 | 元画像サイズ px | メインの背景 |
|---|---|---|---|
| ファッション系 | 3:4 | 1500×2000 | 白 |
| 総合型 | 3:4または1:1 | 1500×2000 / 1500×1500 | 白 |
| カタログ型 | 1:1 | 1500×1500 | 厳格に白 |
| フリマ型 | 1:1または4:3 | 1280以上 | 明るい色 |
何が禁止され、なぜカードが却下されるか
禁止事項の理解は、数字を知ることより重要です。数字はプラットフォームのヘルプで確認できますが、却下の論理は頭に置いておく必要があります。同じ地雷を踏まないためです。ほぼすべてのプラットフォームが禁止するもの、そしてカードを最も多く差し戻す技術的ミスを見ていきます。
ほぼどこでも禁止されるもの
- メイン写真の文字。 1枚目のあらゆる文言、スローガン、仕様、サイズ。文字は追加画像にインフォグラフィックとしてのみ許されます。
- 値札や割引バナー。 「セール」「50%オフ」などの文言、矢印、星を商品の上に載せること。価格はカードの別フィールドにあり、写真にあってはいけません。
- 店のロゴや透かし。 半透明のコピーライト、斜めに入れた店名、連絡先。購入者がプラットフォームの外へ出ないよう禁止されています。商品そのものにあるブランドロゴは別物で、これは許されます。
- メイン写真のコラージュ。 一つのフレームに複数商品、小さな画像のグリッド、貼り合わせ。メイン写真は商品を一つ大きく。
- 余計な物や小道具。 カタログカットには、カテゴリが前提としない限り、余計な物、手、室内の一部があってはいけません。
- 他人の写真。 ネットの画像、競合の写真、他人の透かし入り画像。著作権とルールの両方の違反です。
- 切れた商品。 品物の一部がフレームの外に出ているもの。商品は余白付きで全体が収まるべきです。
- 不適切なコンテンツ。 明白な違反で、カードだけでなくアカウントもブロックされることがあります。
連絡先とQRコード
連絡先を紛れ込ませようとする試みについて、別に述べておきます。電話番号、外部サイトへのリンク、メッセンジャーのアドレス、プラットフォーム外へ誘導するQRコード、これらはすべて禁止で、QR内のテキストを含め自動で見事に検出されます。プラットフォームは自システム内の販売手数料で稼ぐので、購入者を外へ連れ出そうとするあらゆる試みを、カードのブロックやアカウントの制裁も辞さず厳しく取り締まります。連絡先は、画像ではなく出品者プロフィールの許可されたフィールドにのみ記載します。
技術的な却下の主因
内容の禁止に加え、手動確認の前に自動で差し戻される純粋に技術的な原因があります。
| 原因 | 何が起こるか | どう直すか |
|---|---|---|
| 背景が純白でない | 自動チェックがグレーや色付きを検出 | 商品を白RGB 255,255,255の上に置く |
| 誤った比率 | カットが切れるか余白が出る | 必要な比率にトリミング |
| 低解像度 | 写真がぼやけて基準を通らない | 1500px以上で撮影・保存 |
| ファイルサイズが大きすぎる | ファイルが上限MBを超える | 品質を落とさずJPGを圧縮 |
| 非対応フォーマット | HEIC、TIFFなどをアップロード | JPGまたはPNGに変換 |
| 圧縮ノイズ | 白背景に四角いブロックやノイズ | 高品質JPGまたはPNGで保存 |
| 鋭い黒い縁取り | 雑に切り抜いた商品に縁が残る | 選択の縁を精緻化し、縁取りを消す |
忘れられがちな境界ケース
- 商品の下の影。 やわらかい自然な影は許され、むしろ望ましく、立体感を与えます。一方、フラッシュによる鋭い黒い影や、別の物の影は余計な物として読み取られます。
- PNGの透過。 商品を透過背景のPNGで保存すると、あるプラットフォームは下に自前の背景を敷き、あるプラットフォームは却下します。メイン写真では透過を残さず白で塗るほうが安全です。
- 反射とハイライト。 光沢商品(ボトル、食器、家電)ではソフトボックスのハイライトは正常ですが、撮影者や窓の映り込みは却下につながります。
- 過剰なレタッチ。 写真の色が実物と一致しないと、却下ではなく返品と悪評の波を招きます。色は正直であるべきです。
一発で審査を通すチェックリスト
アップロード前に短いリストに目を通せば、却下の大半はおのずと消えます。
- メイン写真は、清潔な白背景に商品を一つ大きく、文字とロゴなし。
- 比率がプラットフォームに合致。ファッション系は3:4、カタログ型は1:1、など。
- 解像度は推奨以上、できれば1500×2000px。
- ファイルフォーマットはJPGまたはPNG、HEICやTIFFではない。
- ファイルサイズは上限内、通常10MBまで。
- 写真の色が実物と一致し、青みや黄みに偏っていない。
- 商品にピントが合い、ぼやけや目立つノイズがない。
- 切り抜いた商品の縁が清潔で、黒い縁取りやハローがない。
- 追加カットが角度、ディテール、スケール、利用シーンを見せている。
スタジオなしで清潔な白背景を得るには
最も多い技術的問題はまさに背景です。自宅で、反射も影もない完璧に均一な白の上で商品を撮るのは難しく、布、机、自然光がグレーと読み取られる色調を生みます。解決策はいくつかあります。照明付きの簡単なライトボックスを組む、スタジオで撮る、あるいは撮影後に白背景を用意する。最後の方法には、無料のオンラインツールが使えます。どんな背景からでも商品を切り抜き、均一な白い下地に載せる作業をブラウザ内で、専用ソフトのインストールなしにできます。これは最も多い却下原因を潰し、作り直しの時間を節約します。
パソコンとスマホでの下準備:ステップ・バイ・ステップ
写真の下準備はパソコンでもスマホでもできます。以下、各シナリオの具体的な手順です。
画像編集ソフト(Windows / Mac):白背景と必要サイズ
- ファイルメニューから商品のカットを開きます。
- 「オブジェクト選択」または「クイック選択」で商品を選び、「選択とマスク」で縁を精緻化します。
- 「選択とマスク」で「縁をシフト」を内側に1〜2px動かし、「不要なカラーの除去」を有効にして、古い背景のハローを取ります。
- 選択を反転して背景を消すか、レイヤーマスクを足して背景を透過にします。
- 商品の下に新規レイヤーを作り、塗りつぶしで白RGB 255,255,255にします。
- 「画像解像度」で必要な解像度(たとえば1500×2000px)を設定します。
- 「カンバスサイズ」でプラットフォームに合う比率にし、商品の周りに余白を残します。
- カラープロファイルを確認し、sRGBに変換します。
- 「書き出し」で高品質のJPGまたはPNGとして保存します。
キーボードショートカットは両OSで同じで、MacではCtrlの代わりにCmdを使います。品物一括のバッチ処理には、記録したアクションを使った「自動処理」のバッチ機能が役立ちます。一つの操作を一度に何十ものファイルへ適用できます。
iPhone:スマホ上で下準備
- 写真アプリで写真を開き、必要なら切り抜きツールで比率を選んでトリミングします。
- 背景除去には、写真上の商品を長押しします。システムが被写体を切り出し、白背景にコピーできます。
- エディタで明るさとホワイトバランスをそろえ、背景をニュートラルに見せます。
- iPhoneはHEIC形式で保存し、これを受け付けないプラットフォームがある点に注意。アップロード前にJPGに変換します。設定のカメラのフォーマットで「互換性優先」を選ぶか、撮影済みのカットを変換します。
- 送信前に最終的なサイズとファイルサイズを確認します。
Android:スマホ上で下準備
- 写真アプリまたはギャラリー内蔵エディタでカットを開きます。
- 切り抜きツールで必要な比率(3:4または1:1)を設定します。
- 背景の置き換えには、エディタに被写体切り抜き機能があればそれを使うか、別途白背景を用意します。
- 露出とホワイトバランスをそろえ、背景を均一にします。
- JPGまたはPNGで保存し、ファイルサイズが上限を超えないか確認します。
後の加工を減らす自宅撮影のコツ
良い撮影は後処理の何時間もを節約します。実践的なコツをいくつか。
- 光。 窓のそばの拡散した昼光か、左右2灯をディフューザー越しに当てて撮ります。直射日光や裸電球1灯は硬い影を作ります。
- 背景。 白いケント紙やつや消しのPVCを、机から壁へ弧を描くように曲げると、継ぎ目の線が消え、継ぎ目のない背景になります。
- 三脚。 簡単な三脚や台でもブレを消し、同じ角度で連続カットを撮れます。
- ホワイトバランス。 白い紙で手動設定すると、背景が黄色や青に転ばず、補正が減ります。
- フレームの余裕。 商品の周りに余白を残し、異なる比率へのトリミングの余地を作ります。
品質を落とさずファイルを圧縮するには
完成写真がプラットフォームの上限より重いとき、問題は通常、解像度ではなくJPGの過剰な品質にあります。ピクセルを減らす必要はなく、正しく再保存すれば十分です。コツをいくつか。
- JPG品質80〜85%。 白いカタログ背景では100%との差は目で見えず、ファイルサイズは2〜3分の1になります。書き出し時の品質スライダーで調整します。
- プログレッシブJPG。 書き出し時にプログレッシブを有効にすると、読み込みがなめらかで、しばしばやや軽くなります。
- メタデータを掃除する。 EXIF、サムネイル、内部のカラープロファイルは余分なキロバイトを足します。ウェブ用の書き出しでは保存しないでよいです。
- PNGは必要なところだけ。 PNGはJPGの数倍重い。透過なしの白背景写真なら、ほぼ常に良質なJPGで十分です。
逆に、ファイルが軽すぎて眠い場合は、圧縮するものがなく、より高い解像度での撮り直しが必要です。アップスケールでシャープさは戻りません。
インストール不要、ブラウザ内でオンライン
画像編集ソフトやスマホのエディタと格闘したくないなら、背景除去と白い下地への配置はオンラインでできます。無料のツールがパソコンでもスマホでもブラウザ内で動き、写真をアップロードすると清潔な白背景の商品が得られ、完成ファイルをJPGまたはPNGでダウンロードできます。どのプラットフォームへのアップロード前でも、一括のカードを統一した見た目に整える最速の道です。
よくある質問
ファッション系のサイズはどのくらいですか
ファッション系は縦位置3:4を使います。最小幅は900px以上ですが、推奨は1500×2000pxです。この解像度はモバイル画面で見栄えがよく、ズームでも崩れません。フォーマットはJPGまたはPNG、ファイルサイズは10MBまで。
総合型の比率は
総合型では3:4が推奨で、正方形1:1も許容されます。最小解像度は700×700px以上ですが、きれいなズームには1500×2000pxが良いです。元画像の解像度が高いほど、お客様が商品を細かく見られます。
メイン写真に白背景は必須ですか
ファッション系、総合型、とくにカタログ型では、大半のカテゴリでメイン写真の白または限りなくニュートラルな背景が必須です。フリマ型に厳格な要件はありませんが、明るく清潔な背景は反応を高めます。鉄則は、背景が均一で、余計な物や影がないことです。
なぜ写真が却下されるのですか
多くは技術的な理由です。背景が純白でなく薄いグレー、誤った比率、低解像度、ファイルサイズ超過、HEICのような非対応フォーマット。内容の理由は、メイン写真の文字やロゴ、透かし、コラージュ、切れた商品、連絡先やQRコードです。再アップロード前にこれらを確認してください。
JPGとPNGのどちらでアップロードしますか
すべてのプラットフォームがJPGとPNGの両方を受け付けます。ファイルの軽さが重要なとき(高解像度のカードなど)はJPGが好ましいです。圧縮ノイズのない完璧に清潔な白背景が必要なときはPNGを使います。HEIC、TIFFは通常受け付けられず、変換が必要です。
商品写真にロゴや透かしを入れてもいいですか
あなたの店のロゴや透かしは、購入者をプラットフォームの外へ連れ出すため、ほぼすべてのプラットフォームで禁止です。商品そのものにあるブランドロゴは、それが商品の一部(パッケージやラベルの表示など)であれば許されます。メイン写真のあらゆる余計な文字と署名は禁止です。
カードに何枚追加すればいいですか
技術的な上限はプラットフォームにより十数枚から数十枚です。実務上は7〜12枚の質の高いカットで十分です。白背景のメイン写真、いくつかの角度、ディテールと質感、商品のスケール、利用シーン、仕様のインフォグラフィック。異なる角度のカットが増えるほど信頼とコンバージョンが上がります。
300 DPIの解像度は必要ですか
いいえ。画面表示にDPIは関係ありません。プラットフォームやブラウザはファイルの実際のピクセルサイズ(たとえば1500×2000)だけを見ます。300 DPIの要件は印刷向けで、ウェブには当てはまりません。1500×2000pxのカットは、72でも300 DPIでもサイト上で同じに見えます。DPIではなくピクセルを見てください。
iPhoneがHEICで撮ってしまう場合は
多くのプラットフォームはHEICを受け付けないので、アップロード前にJPGへ変換します。最も簡単なのは、あらかじめ設定のカメラのフォーマットを「互換性優先」に切り替えること。そうすればiPhoneは最初からJPGで撮ります。撮影済みのHEICは書き出し時やオンライン変換ツールでJPGにできます。
ソフトなしで素早く商品を白背景に載せるには
最も簡単な道はブラウザ内のオンラインツールです。どんな背景からでも商品を切り抜き、均一な白い下地に載せる作業を、パソコンでもスマホでも、インストールなしにできます。これはカード却下の最も多い原因を潰し、一括の商品の下準備の時間を節約します。