写真の文字や日付を消す方法:オンライン、スマホ、Photoshopでのやり方
写真の文字や日付を消す方法:オンライン、スマホ、Photoshopでのやり方
きれいに消える文字と、オンラインで文字を消す方法
写真の文字を消すいちばん簡単な方法は、文字をブラシで塗りつぶし、空いた部分をAIに任せることです。AIはまわりの様子をもとに背景を描き足します。空、壁、紙、アスファルトの上なら、跡はたいていわかりません。顔や柄、細かい部分の上では魔法のようにはいかないので、無駄に回数を使わないためにも、先に知っておくほうがよいでしょう。
この記事は4つの部分に分かれています。きれいに消える文字とオンラインでの消し方、写真の隅に入った日付と時刻の扱い、スマホでの作業、Photoshopで手作業で消す方法です。例はすべて自分の写真を想定しています。カメラの日付、絵はがきの書き込み、背後にたまたま写った看板、自分のスクリーンショットやデザイン案の余分な1行などです。


写真の文字を消す:仕上がりを左右するもの
仕上がりを決めるのは文字そのものではなく、そのまわりにあるものです。ツールは、消しゴムが鉛筆の線を消すように文字だけをこすり取るわけではありません。その部分を丸ごと切り取り、縁を見ながら埋め直します。まわりが単純で均一なほど、埋めた部分は正確になります。
ですから、写真をアップロードする前に文字の下の背景を見て、3つの点を確かめてください。背景がどれくらい均一か、文字がどれくらいの面積を占めているか、はっきりした線(水平線、テーブルの縁、タイルの目地)が文字を横切っていないか、です。
単色に近い背景の文字:空、壁、紙
いちばん結果が出やすいケースです。空、塗装した壁、紙、砂、水面の上の文字は1回で消えます。こうした背景は同じ調子が続くので、AIは縁の色とざらつきを内側へ延ばすだけで済みます。
きれいに消えるもの:
- 暗い隅や空の上にある日付の数字
- 絵はがきや古い写真の余白にペンで書かれた文字
- 自分のデザイン案の、単色の帯に載せた1行の文字
- 遠くの平らな壁にある小さな看板や表示板
- スキャンした画像の明るい地にある番号やメモ
明るさがなだらかに変わる背景(夕焼けの空、壁に落ちた影)でも、文字が小さければ問題ありません。グラデーションの上の大きな文字は、少し色合いの違うシミを残すことがあり、拡大するとわかります。
顔、柄、細かい部分にかかった文字
正直に言うと、ここはきれいには消えません。文字の下にあるものが大事であるほど、跡は目立ちます。文字が顔にかかっている場合、AIはその場所に肌を描きますが、本物の目や唇、ほくろは戻りません。できあがるのはそれらしい肌の一部で、その人の顔ではありません。
規則的な柄も同じです。レンガの壁、チェックのシャツ、フェンスの格子、壁紙、セーターの編み目。埋めた部分の中では柄の間隔がずれ、線が少しゆがむのが普通です。文字の下にある細かい活字(たとえば本のページを横切る1行)は、読めないさざ波のような模様になります。
こういう場合にできること:
- 1行全体を四角く塗らず、細いブラシで文字そのものだけを塗る。面積が小さいほど、ツールが作り出す部分は少なくなります
- 文字が端にあるなら、写真を切り抜く
- 画像編集ソフトで手作業で仕上げる。これは4つ目のパートで説明します
背景を傷つけずに画像の文字を消すとは、実際にはどういうことか
文字どおりの意味で「背景を傷つけずに」文字を消すことはできません。文字の下に背景はないからです。ファイルのその場所には、文字のピクセルしか記録されていません。その下に何があったのかを知っているソフトは存在しません。隣の部分と並べて不自然に見えないものを組み立てるだけです。
ここから実用的な結論が2つ出てきます。1つ目。単純な背景では、描き足した部分は本物と見分けがつかず、目で見るかぎり背景は無傷です。2つ目。複雑な背景で手に入るのは推測です。文字のあった場所に大事な情報(番地、顔、柄の一部)があったとしても、それは復元されません。上から塗りつぶされた文字や黒く消された文字も同じで、このツールを使っても元の文字は読めるようになりません。
AIで写真の文字を消す:オンラインツールの仕組み
「写真の不要物を削除」ツールでは、消すものを自分で指定します。文字をブラシで塗ると、塗った部分をAIが埋めます。文字を自動で探す機能はありませんが、これはむしろ利点です。残しておきたかった看板にツールが手を出すことはありません。
アップロードの前に知っておきたいこと:
- 受け付けるのはJPG、PNG、WebPで、容量は25MBまで、1辺は100-8000 px。iPhoneのHEICは先にJPGに変換してください
- 1回に処理できるのは1ファイル
- 結果はJPGで返ります。長辺が4096 pxを超える場合は、そのサイズまで縮小されます
- 登録は不要
処理はサーバー側で行われるので、スマホや古いノートパソコンに負荷はかかりません。画面には回転するインジケーターが出るだけで、そのあと完成した画像が表示されます。
写真の文字を消す手順
作業は数ステップで終わります。
- 写真をアップロードします。ファイルを枠内にドラッグするか、端末から選びます。
- 「ブラシ」のスライダーで太さを決めます。範囲は6-120で、写真そのもののピクセル数です。1行の文字なら、ブラシが文字より少し高いくらいが扱いやすいでしょう。
- 文字全体を、縁に少し余裕を持たせて塗ります。赤い半透明の塗りが、削除される範囲を示します。
- 必要な部分まで塗ってしまったら、「消しゴム」に切り替えて余分な塗りを消します。「マスクをクリア」ボタンは、塗った部分をまとめて消します。
- 「削除」を押して、結果を待ちます。
- プレビューを確かめます。気に入らなければ、塗りを直してもう一度実行するか、「新しい写真」を押します。処理のあとも塗りはそのまま残りますが、実行するたびに無料処理1回分として数えられます。
何も塗らずに「削除」を押すと、先に削除したい部分をブラシで塗るよう求められます。
余裕を持たせて塗る理由
余裕が必要なのは、文字にはほぼ必ず縁のにじみがあるからです。影、縁取り、JPEG圧縮でぼやけた輪郭などです。輪郭ぴったりに塗るとにじみが残り、文字のあった場所にその名残が読み取れてしまいます。
文字の縁から数ピクセルはみ出せば十分です。広く塗りすぎるのもよくありません。面積が大きいほど、AIが作り出す部分が増えるからです。ちょうどよいのは、文字とその影を覆い、隣のものには触れない塗り方です。文字のすぐ横にはっきりした境界(額縁の縁、水平線)があるなら、そこに触れないようにすると、線はまっすぐなまま残ります。
長い文字は一度に消すか、分けて消すか
オンラインツールでは、文字全体を一度に塗るほうが便利です。1回の実行で、写真のあちこちにある範囲をいくつでも指定できます。毎回の実行はアップロードしたファイルに対して行われるので、別々の実行結果が自動で重なることはありません。
少しずつ試すのは、ここでは損です。無料の処理は1日5回で、1語だけ試すたびに1回分が減ります。最初から全部をていねいに塗るほうが得策です。1行が違う面にまたがっている場合、たとえば半分が空で半分が屋根なら、途中でブラシの太さを変えてください。空の上は広めに、屋根の上は文字ぴったりに塗ります。
大きな写真で高さが120 pxを超える文字は、ひと筆では覆えません。ブラシを2-3列、すき間ができないよう重ねながら動かしてください。
画質を落とさずにオンラインで写真の文字を消せるか:正直な答え
劣化がまったくない編集ソフトはありませんが、ここでの劣化は小さく、理由もはっきりしています。塗っていない部分は描き直されません。大きな写真では、ツールは元の画像を使い、指定した範囲だけを縁をぼかして差し替えます。ただし、どんな編集でもそうであるように、ファイルはJPGで保存し直されます。
大きな写真では注意点が2つあります。長辺が4096 pxを超える写真は、そのサイズまで縮小されます。また、長辺が1536 pxを超える写真では、埋めた部分がまわりより少しやわらかく見えることがあります。AIがこのサイズまで縮小したコピーの上で描くためです。空や壁ではわかりませんが、くっきりした質感を近くで見ると気づくことがあります。
写真の日付と時刻:消し方とオフにする方法
写真の日付には2種類あり、消し方はまったく違います。1つ目は画像そのものに焼き込まれた数字で、たいてい隅にある黄色やオレンジ色のものです。2つ目はファイルのプロパティに記録された撮影日で、画像の上には見えません。まずどちらなのかを見極めてください。そうしないと、見当違いのボタンを長々と探すことになります。
写真の日付を消す:隅の数字の正体
隅の数字は、メニューで日付の写し込みがオンになっていると、撮影の瞬間にカメラ自身が入れるものです。この機能はフィルムのコンパクトカメラから受け継がれたもので、いまもコンパクトデジカメや多くのスマホのカメラに残っています。
大事なのは、写し込まれた日付が写真の上に別のレイヤーとして載っているわけではない、という点です。空や芝生と同じピクセルとして、画像の一部になります。キヤノンはコンパクトカメラのヘルプで、写し込んだ日付は撮影後に変更も削除もできないとはっきり注意していますし、SamsungもGalaxyのカメラが入れるウォーターマークについて同じことを書いています。撮り終えた写真から「日付を外す」ボタンはありません。数字を塗りつぶし、背景を描き足すしかないのです。
パソコンで写真の日付を消す方法
パソコンでも、日付はほかの文字と同じように消します。数字を塗ると、ツールが隅を描き直します。その意味で、日付は扱いやすい相手です。小さく、端にあり、床、芝生、空、画面下の暗い部分といった落ち着いた背景にかかっていることがほとんどだからです。
- 好きなブラウザでオンラインツールを開き、写真を読み込みます。
- スライダーでブラシを小さくし、数字より少し高いくらいにします。
- 日付を少し余裕を持たせてひと筆で塗ります。明るい数字には色のにじみがあることが多いためです。
- 「削除」を押し、プレビューで隅を確かめます。
日付が足、家具の縁、柄のあるカーペットにかかっている場合、結果は柄しだいです。単純なケースなら1回で済みます。難しいケースでは、隅を手作業で仕上げるか、切り落とすほうが簡単です。
写真の日付をオンラインで無料で消す:回数と受け取れるもの
処理とプレビューは無料です。同じIPアドレスから1日5回まで処理でき、この回数はサイト内のAIツールすべてで共通です。その日の最初の処理はすぐに始まり、2回目以降の無料処理は約2分の順番待ちになります。タイマーは画面に表示されます。タイマーの横には有料の「待たずに処理」ボタンがあります。押すと写真はすぐに処理されますが、この場合プレビューは出ず、完成ファイルは支払い後に開けるようになります。
無料のプレビューは長辺900 pxに縮小され、画像の上にサイトのマークが入ります。日付がきれいに消えたかどうかを判断するには十分です。マークのないフルサイズのファイルは有料です。まずプレビューで隅の仕上がりを確かめ、フルサイズが必要かどうかはそのあとで決める、という順序がおすすめです。
日付は消すより切り落とすほうが簡単な場合
数字がいちばん隅にあり、近くに大事なものがなければ、切り抜きなら作りもののピクセルを1つも含まない結果になります。下か横を細く切り落とせば、日付はなくなります。
切り抜きが向いているのは次の場合です。
- 写真の端に余裕があり、構図が崩れない
- 縦横比が決まっている規格サイズでプリントする予定がない
- 同じような写真がたくさんあり、どれも同じやり方で処理したい
向いていないのは、日付が人にかかっている場合、もともと余白なしで撮られている場合、紙のプリントをスキャンしたもので全体を残したい場合です。そのときは塗りつぶすしかありません。
デジカメで日付を消す方法
カメラ本体では、撮影済みの写真から日付を消すことはできません。できるのは、これから撮る写真に入らないようオフにすることだけです。コンパクトカメラでは、撮影メニューの中の項目がこれを担当しています。キヤノンのコンパクト機PowerShotとIXUS(日本ではIXY)のヘルプではDate Stampという名前で、設定はOff、Date、Date & Timeの3つ、数字は写真の右下に入ります。日本語メニューでは「日付写し込み」のような名前になっており、メーカーによっても呼び方が違うので、「日付」という言葉の入った項目を探し、お使いの機種の説明書で確かめてください。
操作の流れはどの機種も共通です。MENUボタン、撮影設定のタブ、日付の項目、オフの設定、もう一度MENU。カメラの時計を合わせる設定(「日付/時刻」)と間違えないでください。そちらはファイルのプロパティ用の時刻を決めるもので、画像には何も入れません。
撮影済みの写真については方法は1つです。ファイルをパソコンかスマホに移し、上で説明したように数字を塗りつぶします。
Galaxyで写真の日付を消す方法
Samsung Galaxyでは、日付を入れるのはギャラリーではなくカメラで、オフにするのもカメラの設定です。Samsungのヘルプによる手順はこうです。「カメラ」アプリを開き、設定アイコンをタップして、「ウォーターマーク」の項目を探します。写真に機種名などを入れる機能です。その中に、機種名の行と「日時」(Date and time)の行が別々にあります。日付だけをオフにすることも、項目全体をオフにすることもできます。
この設定が効くのは新しく撮る写真です。Samsungは同じヘルプで、撮影済みの写真からこのウォーターマークは外せないと注意しています。日付の入った古い写真は、画像として直すことになります。オンラインツールで数字を塗りつぶすか、「ギャラリー」のオブジェクト消去を使ってください。後者は次のパートで説明します。
XiaomiなどのAndroidで写真の日付を消す方法
Xiaomi、Redmi、POCOでも考え方は同じです。タイムスタンプはカメラアプリの設定でオンになり、同じ場所でオフにします。カメラを開いて設定に入り、写真に入るウォーターマークを扱う項目と、その中のタイムスタンプのスイッチを探してください。項目の名前はシステムのバージョンによって変わるので、正確な言葉ではなく意味を手がかりにします。
ほかのAndroidスマホ(Honor、Huawei、realme、Tecnoなど)でも道筋は似ています。カメラ、設定アイコン、写真に入るウォーターマークや日付の項目、という順です。カメラの設定にそれらしい項目がないのに日付が入る場合は、別のカメラアプリで撮っていないか確かめてください。そのアプリには独自の設定があります。
撮影済みの写真から、Androidで時刻と日付を消す方法
撮影済みの写真の時刻と日付は、画像を編集しないかぎり消えません。カメラの設定をオフにしても、何度切り替えても、古い写真には効きません。
手間の少ない順に挙げると、ギャラリーで端を切り抜く、スマホのブラウザからオンラインツールで数字を塗りつぶす、お使いの機種にあればギャラリー内蔵のオブジェクト消去を使う、の3つです。家族写真が10枚ほどなら、1つ目か2つ目がいちばん早く済みます。
ファイルのプロパティにある撮影日を消す方法
ファイルのプロパティにある日付、つまりExifメタデータの日付は、画像とは関係がありません。ファイルの内部にある記録で、カメラが撮影日時や機種名、場合によっては位置情報を保存しています。ここではブラシもAIも必要なく、画像はまったく変わりません。
Windowsのパソコンでは、この情報はファイルのプロパティの「詳細」タブで確認でき、同じ場所で削除もできます。オンラインのほうが手早く済みます。Exif削除ツールは、ファイルからメタデータを丸ごと取り除きます。写真のプロパティに何が保存されていて、人に送るときにどんな危険があるのかは、写真のExifと位置情報を削除する方法の記事で解説しています。
逆も同じです。メタデータを削除しても、写真の隅に焼き込まれた数字は消えません。両方をなくしたいなら2段階で行います。まず画像の日付を塗りつぶし、次に仕上がったファイルのプロパティを削除します。
自分で手を入れるのは面倒ですか。写真はレタッチャーにお任せください
自動処理ですべてが直るわけではありません。難しい一枚、大切な写真、スキャンした古いプリント。アルゴリズムが匙を投げるところから先は、人がPhotoshopでレイヤーを重ねて手作業で仕上げます。

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スマホとiPhoneで消す:文字、日付、スタンプ
スマホでも、文字の消し方はパソコンと同じです。オンラインツールは普通のブラウザで開け、アプリを入れる必要はありません。違いは1つだけ。マウスの代わりに指を使うので、少し慣れが必要です。以下では、タッチ画面でのコツ、iPhoneとAndroidの標準機能、そしてスタンプの話を順に取り上げます。
アプリなしで、スマホのブラウザで写真の日付を消す
Safari、Chromeなど好きなブラウザでツールのページを開き、アップロードの枠をタップして、ギャラリーから写真を選びます。あとは同じです。ブラシで塗り、「削除」を押します。描画用のキャンバスは指にもスタイラスペンにも反応します。
細かい注意が2つあります。写真の上で塗っている間はページがスクロールしません。指がブラシの代わりにページを動かしてしまわないようにするためです。スクロールしたいときは、画像の横の余白を指でなぞってください。完成したプレビューはキャンバスの下に表示されるので、少し下へ送る必要があります。
指で文字を塗るコツ:小さな画面での工夫
いちばんの難点は、なぞっている場所が指で隠れてしまうことです。簡単な工夫が役に立ちます。
- 横長の写真なら、スマホを横向きにする。画像が画面の幅いっぱいに広がり、大きく表示されます
- スライダーでブラシを文字の高さまで小さくし、点を打つのではなく、行に沿ってひと息になぞる
- 縁まで覆えたか自信がなければ、重ねて2回なぞる
- はみ出した部分は、最初からやり直さずに「消しゴム」で消す
- 隅の小さな日付にはスタイラスペンを試す。なければ爪の先でなぞるだけでも正確になります
ブラシのスライダーは幅広く調整できます。その値は写真そのもののサイズに連動しているため、カメラで撮った大きな写真では、メッセージアプリから保存した小さな画像のときよりも、画面上のブラシが細く見えます。線が細すぎると感じたら、スライダーを右へ動かすだけです。
iPhoneの標準機能で画像の文字を消す方法
新しいiPhoneでは、「写真」アプリに「クリーンアップ」という機能があり、指定したものを消せます。文字も対象です。Appleによると、対応するのはiOS 18.1以降のiPhone 16、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Maxで、Apple Intelligenceの機能の1つであるため、すべての地域で使えるわけではありません。
場所は写真の編集画面です。写真を開いて編集に進み、「クリーンアップ」を選びます。あとは、邪魔なものを指で囲むかなぞります。考え方はオンラインツールと同じで、その部分がまわりをもとに描き足されます。顔や柄についての注意点もすべて同じです。
編集画面に「クリーンアップ」がない場合は、機種かシステムのバージョンが対応していないということで、設定でオンにすることはできません。
iPhoneに「クリーンアップ」がない場合
iPhone 15、iPhone 14、それより古い機種では、ブラウザを使って画像の文字を消します。Safariでツールを開き、写真ライブラリから写真をアップロードして、文字を塗りつぶしてください。
形式について1つ注意があります。iPhoneは標準ではHEICで撮影しますが、ツールが受け付けるのはJPG、PNG、WebPです。写真ライブラリから選ぶ場合、たいていはブラウザが自動でJPGにしてサイトに渡します。しかし「ファイル」アプリから拡張子がHEICのファイルを選ぶと、形式が合わないというメッセージが出ます。そのときは先に写真をJPGに変換するか、新しい写真が最初からJPEGで保存されるようカメラを切り替えてください。「設定」、「カメラ」、「フォーマット」と進み、「互換性優先」を選びます。
GalaxyのギャラリーとGoogleフォトで文字を消す
Androidの標準機能はメーカーによって違います。Samsungの「ギャラリー」にはオブジェクトを消す機能があります。Samsungのヘルプによると、Galaxy AI搭載の機種での手順はこうです。写真を開き、「フォトアシスト」をタップし、文字を囲み、「消去」を選び、続いて「生成」を押して、「コピーとして保存」ボタンで結果を保存します。Galaxy A56、A36、A26では、「フォトアシスト」のあとに「オブジェクト消去」を別に選び、不要な部分を囲んで「消去」を押します。古い機種や手頃な価格の機種には、この機能がないこともあります。
「Googleフォト」アプリには「消しゴムマジック」があります。Googleのヘルプによる手順はこうです。写真を開き、「編集」をタップし、「アクション」(Actions)タブで「消しゴムマジック」を選びます(編集画面内の検索でも見つかります)。文字を囲むか塗り、「消去」をタップして、最後に「完了」を押します。Googleはスマホ側の条件として、Android 8.0以降、RAM 3GB以上を挙げています。
どちらもスマホにない場合や、結果に満足できなかった場合でも、ブラウザを使う方法はどのAndroidでも同じように使えます。
写真のスタンプを消す方法
答えは、その写真がスタンプ付きですでに保存されているかどうかで変わります。メッセージアプリやSNSの編集画面にいて、まだ「送信」や「保存」を押していないうちは、スタンプは独立した要素として載っています。ごみ箱へドラッグするか、操作を取り消せば外せます。保存したあとは、カメラの日付と同じように画像に焼き込まれます。
まず元の写真を探してください。スマホのギャラリー、カメラのフォルダ、その写真が送られてきたトーク、クラウドに残っているかもしれません。スタンプが付く前の写真を手に入れる方法は、これしかありません。
元の写真がなければ、スタンプもほかの文字と同じようにブラシで塗りつぶし、その場所に背景を描き足します。壁や空の上の小さな絵文字はきれいに消えます。写真の中央にある大きなスタンプは、描き足す範囲が広すぎるため、目立つ跡を残します。
スタンプの下には何がある?元の部分が戻らない理由
保存されたファイルでは、スタンプの下には何もありません。メッセージアプリは保存のときにレイヤーを1枚の画像にまとめるので、スタンプに隠れたピクセルはそもそもファイルに入りません。AIはスタンプを「はがす」わけでも、その下をのぞくわけでもなく、その場所にそれらしい背景を描くだけです。
ですから、スタンプで顔、文字、番号などが隠されている場合、そこに何があったのかを知ることはできません。顔のあった場所には、ぼやけた色のかたまりか、本物とは無関係な作りものの顔が現れます。マーカーの落書き、塗りつぶした帯、ぼかした部分も同じです。線そのものは消せますが、その下に隠れたものは戻せません。
スマホの編集機能で入れた手書きや文字
ギャラリーの標準の編集機能で入れた線、矢印、文字は、AIを使わなくても取り消せることがあります。iPhoneの「写真」をはじめ、多くのギャラリーは編集内容をオリジナルとは別に保存しており、元の写真に戻せます。Appleのユーザガイドによると、iPhoneでは編集済みの写真を開き、3つの点のボタンをタップして、「オリジナルに戻す」を選びます。ほかのギャラリーでは、編集画面で似た項目を探してください。
これが使えるのは、同じ端末の同じギャラリーで編集した場合だけです。書き込み入りでトークから戻ってきた自分の写真や、矢印を描いて何度も保存し直したスクリーンショットには、元の画像は入っていません。その場合は塗りつぶすしかありません。単純な背景の上の細いマーカーの線はきれいに消え、大事な部分にかかった太い文字は跡が残ります。同じ方法で物や人を消すやり方は、写真の不要なものをオンラインで消す方法の記事で詳しく解説しています。
Photoshopで画像の文字を手作業で消す方法
Photoshopで文字を消す方法は5つあり、どれを選ぶかは文字の下の背景で決まります。平らな背景なら自動の塗りつぶしで足り、柄やはっきりした線には手作業が必要です。以下のツール名は、Photoshop日本語版とAdobeのヘルプでの表記に合わせています。
Photoshopで画像の文字を消す:まず何から始めるか
最初にレイヤーのコピーを用意します。背景レイヤーを複製するか、その上に空のレイヤーを作り、そこで作業します。こうすれば元の画像は手つかずのまま残り、失敗した修正はヒストリーを全部さかのぼらなくても消せます。
次に背景を見て、ツールを選びます。簡単な早見表です。
| 文字の下にあるもの | 使うツール |
|---|---|
| 平らな背景、空、壁 | 「コンテンツに応じた塗りつぶし」 |
| 小さな文字、隅の日付 | 「スポット修復ブラシツール」 |
| 光がなだらかに変わる質感の上の大きな文字 | 「パッチツール」 |
| 柄、レンガ、はっきりした線や縁 | 「コピースタンプツール」 |
| 物を描き足す必要のある複雑な場面 | 「生成塗りつぶし」 |
実際にはツールを組み合わせます。広い部分は塗りつぶしで覆い、境界や繰り返しの柄はコピースタンプで仕上げます。
コンテンツに応じた塗りつぶし:平らな背景の文字
「コンテンツに応じた塗りつぶし」は、文字が均一な面の上にあるときに向いています。なげなわツールなど好きな選択ツールで、文字から少し離して文字を選択します。そのあと「編集」メニューの「コンテンツに応じた塗りつぶし」を開きます。
専用のワークスペースが開きます。左は元の画像で、ツールがサンプルを取る範囲が色付きで示されます。右は結果のプレビューです。サンプルに余計なもの(隣の看板や顔など)が入っていたら、ブラシでその部分をサンプリング領域から外してください。プレビューが更新されます。出力先には「新規レイヤー」を選びます。埋めた部分がオリジナルの上に重なるので、マスクで手直しできます。
手早い方法ですが、規則的な柄ではぐちゃぐちゃになり、2つの面の境界では線がにじむことがあります。
スポット修復ブラシツール:小さな文字と日付
「スポット修復ブラシツール」は短い文字に便利です。隅の日付、スキャン画像の番号、小さな活字の2-3語など。サンプルを指定する必要はなく、なぞった線のまわりからツールが自分で取ります。
文字の高さより少し太いブラシを選び、文字の上をひと筆でなぞります。オリジナルの上の空のレイヤーで作業するには、オプションバーで「全レイヤーを対象」をオンにします。1回目でシミが残ったら、角度を変えて短くもう一度なぞってください。
長い行や、コントラストの強い境界のそばでは、スポット修復ブラシは失敗しやすくなります。隣の暗いものや明るいものを内側へ引き込んでしまうのです。そのときはパッチツールかコピースタンプに切り替えます。
コピースタンプツール:文字の下に柄やはっきりした境界があるとき
「コピースタンプツール」は、自動処理をいっさい使わずにピクセルをある場所から別の場所へ写します。そのため、柄を合わせることが大事な場所では欠かせません。レンガ、板、タイル、チェックの布、水平線などです。Alt(MacではOption)を押しながらきれいな部分をクリックしてコピー元を決め、それから文字を塗りつぶします。
コツはコピー元の選び方にあります。塗る場所と同じ柄の線の上から取れば、レンガの目地やチェックの線がまっすぐつながります。コピー元はこまめに変えてください。そうしないと、同じ模様の繰り返しが目につきます。なめらかな背景ではブラシの縁をやわらかくすると継ぎ目が隠れ、はっきりした境界に沿うときは硬い縁が必要です。
設定と使い方の詳しい解説は、別の記事Photoshopのコピースタンプツールにあります。
パッチツール:質感のある面の大きな文字
「パッチツール」は範囲を丸ごと扱います。なげなわのように文字を囲み、その選択範囲を、似た質感のきれいな場所へドラッグします。ツールはそこから質感を持ってきて、明るさと色を元の場所のまわりに合わせます。
この調整のおかげで、パッチツールは光の変わる場所に向いています。影のある壁、砂、芝生、しわのある布などです。ドラッグ中はプレビューを見て、線やしわがつながっているか確かめてください。コントラストの強い境界のそばでは汚れたにじみが出るので、物の縁のすぐ横にある文字はコピースタンプで消すほうがよいでしょう。
ツールのモードや設定の仕組みは、Photoshopのパッチツール:設定と使い方の記事を読んでください。
生成塗りつぶし:背景を描き足す必要があるとき
「生成塗りつぶし」は現行バージョンのPhotoshopにあり、文字の下に単なる質感ではなく意味のある絵が必要なときに使います。ショーウィンドウの一部、枝、家具の縁などです。文字を選択し、表示されたバーで生成塗りつぶしを選び、プロンプト欄は空のままにします。Adobeの説明によると、この場合、選択範囲はまわりに合わせて埋められます。候補がいくつか示され、その中から選べます。
この機能はAdobeのサーバー経由で動くため、アカウントへのログインとインターネット接続が必要です。結果は、ほかのAIと同じく作りものです。それらしく見えますが、実際にそこにあったものではありません。文字の下の顔も戻らず、別の顔が描かれます。
新しいバージョンには「削除ツール」もあります。オンラインツールと同じように不要な部分をブラシで塗ると、その範囲が自動で埋められます。
Photoshopで写真の日付を消す方法
隅の日付は1分で消せます。隅を拡大し、「スポット修復ブラシツール」で数字の上をなぞります。数字の下の背景が平らなら、これで十分です。
数字がフローリング、カーペット、物の縁にかかっている場合は、まず日付の下を通る線をコピースタンプで復元し、残りをスポット修復ブラシで覆います。明るい黄色やオレンジ色の数字には、たいてい色のにじみが残ります。数字と一緒にブラシで覆ってください。そうしないと、隅にかすかな暖色のシミが残ります。
Photoshopとオンラインツール、どちらを選ぶか
Photoshopが必要なのは、細かくコントロールしたいときです。柄を合わせたい、境界をまっすぐ残したい、大きなサイズでプリントする、といった場合です。その代わり、時間と技術が要ります。
日常的な用途(家族写真の日付、絵はがきの書き込み、自分のスクリーンショットの余分な1行)なら、オンラインの「写真の不要物を削除」ツールで文字を塗り、プレビューを見るほうが早く済みます。複雑な背景で結果に満足できなかったら、そのときに編集ソフトを開いて手で仕上げれば十分です。
どちらの場合もルールは1つ。コピーで作業し、オリジナルを残しておくことです。消した文字をまた戻したくなる日は、消したくなった日と同じように突然やってきます。
よくある質問
写真の文字はオンラインで無料、登録なしで消せますか? はい。登録は不要で、処理とプレビューは無料です。同じIPアドレスから1日5回までで、この回数はサイト内のAIツールすべてで共通です。その日の最初の1回はすぐに始まり、2回目以降は約2分の無料の順番待ちがあります。プレビューは900 pxに縮小され、サイトのマークが入ります。マークのないフルサイズのファイルは有料です。
ツールが受け付けるファイルは? JPG、PNG、WebPで、容量は25MBまで、1辺は100-8000 pxです。HEICは受け付けないので、先にJPGに変換してください。結果はJPGで保存されます。
文字のあった場所に跡は残りますか? 均一な背景(空、壁、紙)なら、跡はたいていわかりません。顔、柄、細かい活字の上や、違う面の境目では埋めた部分が目立ちます。ツールが背景を推測で描き足すためです。
文字やスタンプの下に何があったかを知ることはできますか? いいえ。保存されたファイルでは、文字やスタンプの下には何もなく、そのピクセルは記録されていません。AIはその場所にそれらしい背景を描くだけで、元の内容を戻すわけではありません。
カメラの日付をオフにしたのに、古い写真に日付が残っているのはなぜ? カメラの設定が効くのは新しく撮る写真だけです。撮影済みの写真では日付が画像の一部になっているので、編集で消すしかありません。塗りつぶすか、切り落とします。
写真に写った日付と、ファイルのプロパティの日付はどう違いますか? 写真に写った日付は画像に焼き込まれた数字で、塗りつぶして消します。プロパティの日付はファイル内部のExifメタデータで、画像には見えず、メタデータの削除で消します。
文字を消すと写真の画質は落ちますか? 塗っていない部分は元のまま残り、変わるのは指定した範囲だけです。ただしファイルはJPGで保存し直され、長辺が4096 pxを超える写真はそのサイズまで縮小されます。
文字がきれいに消えなかったらどうすればいいですか? もっと正確に塗ってみてください。文字とその影だけを塗り、余分な面積は含めません。背景が複雑なら、画像編集ソフトのコピースタンプやパッチツールで手作業で仕上げるか、文字が端にある場合は写真を切り抜きます。
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