白黒写真をPhotoshopとGIMPでカラー化する方法:ニューラルフィルターと手作業の着色
白黒写真をPhotoshopとGIMPでカラー化する方法:ニューラルフィルターと手作業の着色
Photoshopの2つの方法:ニューラルフィルターと手作業の着色
Photoshopで白黒写真をカラー化する方法は2つあります。手早いのは、ニューラルフィルターに入っている自動の色づけ機能です。色はフィルターが自分で決めます。丁寧なのは手作業の着色で、色ごとにレイヤーを分け、描画モードを「カラー」にして、マスクの上をブラシでなぞって色を出していきます。前者で得られるのは下書き、後者で得られるのは家族に胸を張って見せられる仕上がりです。
この記事では両方の手順を順番に説明し、GIMPでの短い手順も別にまとめます。そのうえで、ここまでやる必要がない場合、つまり写真を自動処理に任せて、外れたところだけ手で直すほうが楽な場合についても正直に書きます。


Photoshopで白黒写真をカラーにする2つの方法
出発点はどちらも同じです。スキャンした写真、またはカメラで複写した写真をPhotoshopで開きます。そこから道が分かれます。ニューラルフィルターは色を自分で推測します。大量の写真を見て学習しているので、草はたいてい緑、空は青、顔は暖かい色だと知っています。手作業の着色は何も推測しません。色を選ぶのはあなたで、どこまで塗るかを決めるのもあなたです。
実際には、この2つは競い合うものではなく補い合うものです。フィルターは風景、街並み、集合写真のように細かいものが多い写真の下地に向いています。手作業が必要なのは、色がわかっていて、しかもそれが大事な部分です。祖母の目の色、ワンピースの色、制服、旗、祖父の車。自動処理はこうした色を知りませんし、知りようもありません。フィルムに記録されていないからです。
カラー化の前に写真にしておくこと
まずカラーモードを確認します。白黒写真のスキャンはグレースケールで保存されていることが多く、そのファイルには色を入れる場所がそもそもありません。Adobeのヘルプでは、メニューの「イメージ」→「モード」を開き、「グレースケール」ではなく「RGB カラー」が選ばれているか確認するよう勧めています。グレースケールになっていたらRGBに切り替えます。見た目は変わりませんが、色を受け付けるようになります。
次に傷を消します。すり傷、折れ跡、しみ、ほこりは色を塗る前に直しておくほうが楽です。色の上からでは直しにくく、AIはひび割れを別の物体として喜んで塗ってしまいます。やり方は古い写真の傷や折れ跡を消す方法の記事で説明しています。
3つ目は明るさとコントラストです。色あせた写真、暗すぎる写真、白とびした写真は、手作業でも自動でもきれいに色がのりません。Adobeのヘルプにも、そうした写真では色の推測が不正確になるとはっきり書かれていて、先に「トーンカーブ」やCamera Rawで明るさとコントラストを上げるよう勧めています。目標は単純です。顔のハイライトとシャドウの両方が読み取れ、黒は黒く、白は白くなっていること。
最後に、元の画像は別ファイルとして保存し、コピーで作業してください。着色は何十枚ものレイヤーでできていくので、手つかずのオリジナルに戻れることが何度も役に立ちます。
白黒写真をカラー化するニューラルフィルターはどこにあるか
フィルターはメニューの「フィルター」→「ニューラルフィルター」にあります。パネルが開き、一覧は「すべてのフィルター」タブに並んでいます。使うのは英語版でColorize、日本語版で「カラー化」という名前のフィルターです。セピア調のように全体を1色で染める機能ではなく、白黒写真に自動で色をつける機能です。名前の似た別の機能と混同しないでください。
初めて使う前にフィルターをダウンロードする必要があります。名前の横に雲のアイコンがあり、クリックするとモデルがパソコンに読み込まれます。ダウンロードにはインターネット接続が必要です。その後の手順は次のとおりです。
- 名前の横のスイッチでフィルターをオンにします。
- プレビューにカラーの画像が出るまで待ちます。
- 画像が青っぽい、または黄色っぽい方向に寄っていたら、フィルターパネルのカラーバランスのスライダーを動かします。
- 「出力」のプルダウンメニューで結果の置き場所を選び、「OK」を押します。
メニューに項目がない場合は、ニューラルフィルターがまだなかった古いバージョンを使っています。一覧にはあるのにオンにできない場合は、ダウンロードされていません。ネット接続を確認して、雲のアイコンをもう一度クリックしてください。高性能なグラフィックボードは必須ではありません。Adobeのヘルプによると、各フィルターはまずGPUを使おうとし、適したものがなければCPUで計算します。
ニューラルフィルターの色をピンで直す方法
自動で選ばれた色は上書きできます。フィルターパネルのプレビューの下にカラーの見本があります。そこをクリックして好みの色を選び、続いてプレビュー上で色を変えたい場所をクリックします。その位置にピンが置かれ、選んだ色がピンにつながる領域を埋めます。
ピンは選択して色を変えられますし、別の場所へドラッグもできます。Alt(MacではOption)を押しながら既存のピンをドラッグすると複製されます。左右の袖や、並んだ何着もの制服に同じ色を使いたいときに便利です。
ピンには限界があります。領域の境目はフィルターが自分で決めるので、込み入った場所ではワンピースの色が手や背後の壁にはみ出すことがあります。ピンが増えるほど扱いにくくなります。大きなものに2-3個のピンを打つのは妥当ですが、ボタン1つまでピンで塗り分けようとすると、たいていレイヤーとブラシに切り替えることになります。
フィルターの結果はどの形で出力するか
結果はオリジナルの上に直接ではなく、新しいレイヤーに出力します。Adobeの新しいヘルプでは、「出力」メニューに「新規レイヤー」「マスクされた新規レイヤー」「スマートフィルター」「新規ドキュメント」の4つが挙げられています。以前のバージョン向けに書かれたフィルター自体の説明では一覧が違い、「現在のレイヤー」「レイヤーを複製」「マスクされたレイヤーを複製」「新規レイヤー」「スマートフィルター」となっています。実際にどれが表示されるかはバージョンによります。
現在のレイヤーへの出力は、選べる場合でもいちばん不向きです。元の白黒レイヤーが上書きされ、戻るには取り消すしかありません。新規レイヤーかレイヤーの複製を選んでください。オリジナルは下にそのまま残り、カラー版が上に重なります。不透明度で弱めたり、マスクで部分的に隠したり、手作業の仕上げの下地にしたりできます。
スマートフィルターは、あとでパネルに戻ってピンを動かしたいときに役立ちます。便利さの代償として、ファイルが重くなります。
ニューラルフィルターがカラー化で間違えるところ
自動カラー化の失敗には決まった型があります。自分の操作のせいだと悩まないよう、先に知っておくと役に立ちます。
- 灰色のまま残る部分。何が写っているのかフィルターにわからなかった場所は、ほとんど無彩色のまま残ります。多いのは手、首、集合写真の奥の顔、テーブルの上の小物です。
- 色のはみ出し。茂みの緑が肩に、空の青が白いスカーフに、顔の色が隣の明るい壁にのります。
- 平均的な色。服は灰色がかった青や茶色っぽい色になります。それがいちばん無難だからです。真っ赤なマフラーをフィルターが思いつくことはありません。
- どれも同じ肌。どの顔も同じ色合いになり、頬の赤みも人ごとの違いもありません。
- 事実を知らない。目、髪、制服、部屋の壁紙の色は、写真からではなく確率から選ばれます。合っているかどうか、フィルターにはわかりません。
これはPhotoshopだけの欠点ではありません。オンラインのものも含め、自動カラー化はどれも同じふるまいをします。白黒写真に残っているのは明るさだけで、色は残っていません。色を取り戻すには推測か知識しかありません。推測は機械が出してくれますが、知識を持っているのはあなたと家族だけです。
Photoshopで手塗りするか、自動に任せるか
何を得たいか、どれだけ時間をかけられるかで決まります。
| 方法 | 得られるもの | 覚悟すること |
|---|---|---|
| Photoshopのニューラルフィルター | 手早いカラーの下書き、ピンでの修正、結果はすぐ別レイヤーに | 有料ソフトとフィルターのダウンロードが必要、色は平均的 |
| レイヤーによる手作業の着色 | 完全なコントロール。色ごとにレイヤーが分かれ、いつでも変えられる | 時間がかかる。マスクとブラシの技術と、実際の色についての知識が必要 |
| オンラインのカラー化 | ソフトを入れずにパソコンやスマホからカラー版が得られる | 色はやはり推測で、部分的な修正はできない。写真が軽く補正され、顔の細部が変わることがある |
| 自動と手作業の仕上げ | 下地はAIが作り、顔、目、服など大事なところだけ自分で直す | レイヤーの使える編集ソフトが必要だが、作業量はゼロから塗るよりはるかに少ない |
額に入れる家族のポートレート1枚なら、手作業か、自動に仕上げを加える方法に意味があります。50枚ほどのアルバムとなると、全部を手で塗るのは何か月もかかる計画になります。その場合は自動に任せ、大事な3-4枚だけを手で仕上げるのが現実的です。
レイヤーによる手作業の着色:手順を順番に
手作業の着色の仕組み:白黒写真の上に色のレイヤーを重ねる
Photoshopでの手作業の着色は、描画モードのある性質に支えられています。Adobeのヘルプの説明によると、このモードは下の画像から輝度を、上の画像から色相と彩度を取り、グレーの階調を保つので、モノクロ画像の着色に向いています。日本語版での名前は「カラー」、英語版ではColorです。描画モードの一覧で「色相」「彩度」「輝度」と同じグループに並んでいる項目です。
実際にはこういうことです。写真の上に、たとえば肌色で塗りつぶしたレイヤーを置き、このモードに切り替えます。顔の形、影、しわ、ハイライトはオリジナルのまま残り、レイヤーは色みだけを加えます。何も覆い隠さず、塗りつぶしもしないので、着色した写真は元のシャープさをそのまま保ちます。
ここから大事な原則が出てきます。1つの色に1つのレイヤー。肌、唇、髪、ワンピースをそれぞれ分けます。こうしておけば、ほかに触れずにどの色でもずらしたり、弱めたり、取り替えたりできます。レイヤーにまだ慣れていないなら、Photoshopのレイヤーの記事から始めてください。仕組みをひととおり説明しています。
1色分のレイヤーを作る方法
空のレイヤーにブラシで塗るより、マスク付きの塗りつぶしレイヤーを使うほうが便利です。このレイヤーの色はダブルクリックで変えられ、塗り直す必要がありません。手順は次のとおりです。
- 「レイヤー」メニューで「新規塗りつぶしレイヤー」を選び、「べた塗り」を選びます。レイヤーパネル下部の「塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成」ボタンでも同じことができます。一覧には同じ3種類の塗りつぶし、べた塗り、グラデーション、パターンがあります。
- カラーピッカーでおおよその色を選びます。今は正確でなくてかまいません。あとで直します。
- レイヤーパネルの描画モードの一覧で「カラー」を選びます。写真全体が1色に染まります。
- 色を黒いマスクの下に隠します。塗りつぶしレイヤーには最初からマスクがあり、白になっています。そのサムネールをクリックし、Ctrl+I(MacではCmd+I)で反転するとマスクが黒になります。マスクがなければ最初から黒で作ります。Alt(MacではOption)を押しながら「レイヤーマスクを追加」ボタンを押すか、「レイヤー」→「レイヤーマスク」→「すべての領域を隠す」を選びます。
- 「ブラシツール」を選び、描画色を白、縁をソフトにして、色を出したい場所をマスクの上で塗ります。
マスクの理屈は単純です。黒はレイヤーを隠し、白は見せ、グレーは半分だけ見せます。縁からはみ出したら、ブラシの色を黒に切り替えて余分を消します。マスクの使い方はPhotoshopのマスクの記事で詳しく説明しています。
できあがったレイヤーの色はいつでも変えられます。レイヤーパネルで塗りつぶしレイヤーのサムネールをダブルクリックすると、カラーピッカーがまた開きます。レイヤーにはすぐにわかりやすい名前をつけてください。「肌」「唇」「ワンピース」のように。1時間後にはパネルに20枚のレイヤーが並び、「べた塗り 14」のような名前のままでは修正が当てずっぽうになります。
白黒写真の肌に色をつける方法
肌は最初に塗ります。ほかの色はすべて肌に合わせて調整するからです。ベースのレイヤーは、ベージュとピーチの間の、彩度が高すぎない暖かい色にします。大きなソフトブラシで、輪郭にぴったり合わせようとせず、顔、首、耳、手を一度に出します。髪や襟の際は小さなブラシで仕上げます。
肌にレイヤー1枚では足りません。これが「人形のような」顔になるいちばんの原因です。生きた肌は均一ではありません。頬、鼻先、耳、指の関節は赤みが強く、目のまわりや男性のあごは冷たく灰色がかっています。そこで、ベースの上にさらに2-3枚を加えます。
- 赤みのレイヤー:ピンクがかった赤をごく弱く、頬、鼻、耳、あごに。
- 冷たい部分のレイヤー:くすんだグレーオリーブか青みがかった色を、目の下とひげをそった部分に、かすかにわかる程度で。
- 必要なら日焼けのレイヤー。手の肌が顔より明らかに濃く写っている場合に使います。
ブラシは不透明度を低くして、何度か重ねて色をのせていきます。ブラシのオプションバーにある「不透明度」は1回のストロークの濃さの上限を、「流量」は色がたまっていく速さを決めます。どちらも値を小さくすると、境目はひとりでになめらかになります。
確認は簡単です。肌のレイヤーの表示を消して、またつけます。顔が灰色から一面のオレンジ色に変わったなら、彩度が高すぎます。正しく塗れた肌は、表示をつけたときに落ち着いて見え、ほとんど青白いくらいです。それで正常です。
目と歯に色をつける方法
虹彩は別のレイヤーで、画面を拡大し、とても小さなブラシで塗ります。白黒写真から目の色は判断できません。明るい虹彩は灰色かもしれず、青かもしれず、緑かもしれません。聞ける人がいるなら聞いてください。いなければ、明るい目にはグレーがかった青、暗い目には茶色が無難です。鮮やかにはしません。
瞳孔と虹彩の暗い縁はそのままにします。色は要りません。目のハイライトにも触れません。白いままであるべきです。うっかり塗ってしまったら、マスクの上を黒いブラシでなぞります。
白目と歯は真っ白ではありません。色をつけずに残すと、暖かい肌の隣で青みがかった灰色に見えます。たいていは、肌のベースレイヤーが薄く少しかかるだけで足ります。足りなければ、ごく淡い暖色のレイヤーを別に作ります。やりすぎやすいところです。黄色い歯は灰色の歯より悪く見えます。
唇に色をつける方法
唇は別レイヤーで、肌より少し赤く、少し暗い色にします。初心者の失敗は純粋な赤を選ぶことです。自然な唇はくすんだピンクブラウンに近く、男性や子どもでは彩度が肌とほとんど変わりません。
唇の輪郭を硬くなぞらないでください。ソフトブラシで中央を塗り、縁に向かって色が消えていくようにします。そうすると肌との境目が自然に見えます。口角と唇の合わせ目は暗めに、無彩色寄りに残します。
口紅をつけていることもあります。昔の写真でも同じです。オリジナルで唇が明らかに暗く、境目がはっきりしているなら、その女性はおそらく化粧をしていたので、色を濃くしてかまいません。ただ、口紅が何色だったかは写真からはわかりません。これも覚えている人に聞くしかありません。
髪と眉に色をつける方法
髪は思ったより簡単に塗れます。毛の流れはすでに白黒のレイヤーにあるからです。必要なのは全体の色みだけです。栗色の髪には暖かい茶色、金髪や明るい髪には黄みがかったベージュ、黒髪にはほぼ無彩色で、わずかに茶色か青に寄せた色。白髪は塗りません。灰色のまま残すか、ごくかすかな暖色を足します。
難しいのは縁です。背景に出ている1本1本の毛はなぞれないので、髪型の輪郭は大きなソフトブラシを薄くして塗ります。髪の色が少し背景にはみ出しますが、灰色の縁取りが残る硬い境目より自然に見えます。
眉とまつ毛は髪と同じ色を、もっと弱く使います。額の生え際はなめらかな移り変わりを残します。そこでは肌の色と髪の色が重なり合っています。
服に色をつける方法
服は1点ごとに自分のレイヤーを持ちます。シャツ、ジャケット、ネクタイ、ワンピース、スカーフ。ここは顔より速く、大胆に進められます。境目がはっきりしているので、まず選択ツールで範囲を選び、その内側でマスクを白く塗りつぶすのが便利です。
写真に写った布の明るさは、どんな色でありえたかの手がかりにはなりますが、色そのものは教えてくれません。暗いスーツは黒、紺、茶色のどれでもありえます。明るいワンピースは白、水色、黄色、ピンクのどれでもありえます。白いものはほとんど色をつけず、かすかな暖色か寒色にとどめます。黒いものも鮮やかな色では塗りません。とても暗い部分に濃いレイヤーを重ねてもほとんど見えず、縁だけが汚くなります。
金属、ボタン、バックル、勲章、眼鏡は小さな別レイヤーで塗ります。細かい部分は時間を取りますが、丁寧な仕事と手早い塗りつぶしの差が出るのはまさにここです。
Photoshopで白黒写真に色がのらない理由
いちばん多いのは、ファイルがグレースケールのままになっていることです。このモードには色を保存する場所がなく、どんな色も灰色に変わります。「イメージ」→「モード」を開き、「RGB カラー」を選んでください。
モードが正しければ、残りを順に確認します。
- マスクではなくレイヤーに描いている、またはその逆。選択されているのは枠のついたサムネールです。マスクが理解するのは黒、白、グレーだけです。色のついたブラシはマスクの上ではグレーの濃淡に変わり、レイヤーを半分だけ見せることになります。
- マスクが黒で、ブラシも黒。色を出すのは白いブラシです。
- 色のレイヤーが写真の下にある。白黒のレイヤーより上になければいけません。
- その部分がほぼ白か、ほぼ黒。「カラー」モードはオリジナルの明るさを保つので、純粋な白と純粋な黒には色の入る余地がありません。これは誤りではなく、そうなるのが正しい動きです。ハイライトと深い影が無彩色のまま残るのはこのためです。
- ブラシの不透明度が低すぎる。マスクの上を弱いストロークで10回なぞっても色がほとんど出ないなら、値を上げるか、もう一度重ねます。
背景に色をつける方法
背景は最後に、いちばん落ち着いた色で塗ります。役目は目を引かないことです。昔の写真館の背景幕は、くすんだグレーブラウン、グレーグリーン、グレーブルーにするのが普通です。部屋の壁、壁紙、カーテンは彩度の低い色で、服より1-2段おとなしくします。
屋外の写真には目印になるものがあります。空、木の葉、草、地面、れんが、木材。これらの色はわかっていますが、ここでも控えめさが必要です。空は地平線に近いほど明るく淡く、日陰の葉は日なたの葉より暗く青みがかっています。茂み全体が均一な緑だと、着色したことがすぐにばれます。広い面には近い色合いのレイヤーを2枚のせて、交互に使ってください。
背景は、粗いマスクをつけた大きなレイヤーで塗り、パネルの中で肌や服のレイヤーより下に置くと楽です。そうすれば丁寧に仕上げた肌や服の縁がそのまま見え、人物の輪郭に沿った細かい作業は要らなくなります。
色の選び方、よくある失敗、かかる時間、GIMPでの手順
着色に使う色はどこから取るか:参考写真
色は頭の中からではなく、カラー写真から取ります。記憶はあてになりません。カラーピッカーで選んだ「肌色」は、ほぼ毎回ピンクすぎるかオレンジすぎます。光の具合が似たカラー写真を隣に開いて、見比べながら進めてください。
参考になるものは次のとおりです。
- 同じ人の後年のカラー写真:目の色、肌の色合い、白髪になる前の髪の色。
- 近い親族の写真:肌や髪の色合いは家族で似ることが多い。
- 残っている品物:ワンピース、スカーフ、勲章、家具、敷物。
- 家族の話:「あのワンピースはえんじ色だった」という一言は、どんな推測より価値があります。
- 制服、階級章、乗り物や機械、看板には、映画のイメージではなく博物館の写真や資料集。
確かな資料がないなら、存在しなかった鮮やかな色を自信たっぷりに塗るより、無彩色に近い地味な色を選ぶほうが誠実です。着色した写真は記録そのものと受け取られやすく、制服や勲章の色の間違いは家族のグループチャットを何年も回り続けます。
カラー写真から肌の色を拾う方法
肌の色はカラー写真からスポイトで直接拾います。参考写真を隣に開き、塗りつぶしレイヤーのサムネールをダブルクリックしてカラーピッカーを開きます。Adobeのヘルプによると、ピッカーが開いている間、ドキュメントウィンドウの上のカーソルは「スポイトツール」に変わります。画像をクリックすると、レイヤーがその色になります。別のウィンドウから色を取る方法も同じ場所に書かれています。画像をクリックし、マウスボタンを押したままスポイトをデスクトップの好きな場所まで動かすと、ボタンを離した位置の色が取れます。ほかのアプリで開いた写真の色もこうして拾えます。
色は中くらいの明るさの部分から取ります。柔らかい光の当たった頬や額で、ハイライトでも影でもない場所です。ハイライトには色がほとんどなく、影の色は濁っています。赤みのレイヤーには頬のいちばん赤い部分から、冷たい部分のレイヤーには目の下から取ります。
参考写真とあなたの写真は光が似ていなければいけません。夕日の下の肌と曇りの日の肌ではまったく違う色が取れ、夕日の色を写真館のポートレートに移すと顔が赤茶色になります。拾ったあとは全体で見て判断し、必要ならピッカーで色を手で動かしてください。
カラー化した写真が不自然に見える理由
原因はほとんどの場合、次の5つのどれかです。どれもゼロからやり直さずに直せます。
- 彩度が高すぎる。いちばん多い失敗です。古い写真の色は今の写真より落ち着いているべきです。色のレイヤー、またはグループ全体の不透明度を下げます。
- 肌全体が1色。赤みも冷たい部分もない顔は仮面のように見えます。上で説明したレイヤーを加えてください。
- 深い影とハイライトに色がある。現実には、いちばん暗い部分といちばん明るい部分はほとんど無彩色です。マスクの上をグレーのブラシでなぞって色を弱めます。
- 縁が硬い。塗り絵のように色が線で途切れています。ソフトブラシでマスクの境目をやわらげます。
- 全部が同じ色温度。暖かい肌、暖かい背景、暖かい服は茶色くにごったかたまりになります。背景か服に寒色を入れると、顔が生き生きします。
自分で確認するよい方法があります。画像を切手くらいの大きさに縮めるか、モニターから離れて見ます。細かい欠点は消え、全体の問題がはっきりします。赤すぎる顔、毒々しい草、人物と張り合う背景。
灰色の塗り残しと縁の色にじみの原因
灰色の塗り残しは、ブラシが届かなかった場所です。肌のレイヤーと髪のレイヤーのすき間、耳、指の間、襟元の肌。全体を見ているときには気づきませんが、プリントすると目に飛び込んできます。拡大して画面を少しずつ動かしながら全体を見て回り、抜けを埋めてください。
色にじみは逆の失敗で、色が境目を越えています。襟の上の肌色の縁、袖の上の緑、頭のまわりの青。はみ出したレイヤーのマスクを黒いブラシでなぞれば消えます。レイヤーにきちんと名前がついていれば、犯人は数秒で見つかります。レイヤーの表示を順に消して、どれと一緒ににじみが消えるかを見ます。
3つ目の失敗は、色が傷の上にのることです。肌色に染まったすり傷は、灰色だったときより目立ちます。
手作業の着色にかかる時間
正直に言うと長くかかり、数えるのは晩の数です。正確な目安はなく、おおよそは次のとおりです。ニューラルフィルターはほぼすぐに下書きを出します。単純な背景の上半身ポートレート1枚の手作業は、マスクを自在に使える人でひと晩かかります。初心者なら同じ写真が2-3晩に延びやすく、最初の仕上がりはおそらくやり直したくなります。
時間はファイルの大きさではなく、写っているものの数で増えます。10人の集合写真は顔が10、手が20、服が10組です。庭での結婚式、校舎の前のクラス写真、食器の並んだ食卓。こうした写真を手で塗ると何日もかかります。
ここから実用的な結論が出ます。ゼロから手で塗る価値があるのは、いちばん大切な1-2枚です。残りのアルバムには自動カラー化を使い、自動処理が失敗したところだけ手で直すほうが賢明です。
GIMPで白黒写真をカラー化する方法
GIMPでの手作業の着色はPhotoshopと同じ仕組みで、違うのは名前です。AIによるカラー化フィルターは、GIMPの標準構成にもヘルプにもありません。ここで使えるのは手作業の方法だけです。
- 画像のモードを確認します。メニューの「画像」→「モード」がRGBになっている必要があります。グレースケールなら切り替えます。
- 写真の上に新しいレイヤーを作り、使いたい色で塗りつぶします。
- レイヤーダイアログの「モード」メニューでHSL ColorかLCh Colorを選びます(表示名は言語設定で変わります)。GIMPのヘルプによると、HSL Colorは上のレイヤーの色相と彩度、下のレイヤーの明度を使います。つまりPhotoshopの「カラー」モードと同じ働きです。LCh Colorは別の計算式による同等のモードと説明されています。結果が少し違うので、両方を試して顔が自然に見えるほうを残してください。
- レイヤーにマスクを追加します。メニューの「レイヤー」→「レイヤーマスク」からレイヤーマスクの追加を選び、黒(完全透明)で初期化します(英語版ではBlack (full transparency))。レイヤーは見えなくなります。
- 色が必要な場所を、マスクの上で白いブラシで塗ります。
あとは同じ流れです。肌、唇、髪、服、背景に別々のレイヤー、薄いブラシ、拡大しての確認。ダブルクリックで色を変えられる塗りつぶしレイヤーは、GIMP 2.10にも3.0にもありません。そのためレイヤーの色は塗りつぶし直して変えます。マスクはそのまま残ります。
GIMPの「着色」とカラー化の違い
GIMPの「色」メニューには「着色」(Colorize)という項目があり、カラー化の機能とよく間違えられます。これは別物です。GIMPのヘルプの説明では、このツールはレイヤーや選択範囲を、色ガラス越しに見たようなグレースケール画像に変えます。スライダーは「色相」「彩度」「輝度」の3つで、その横に色を直接選んだりスポイトで拾ったりできる色ボタンがあります。できるのはセピアのような単色の画像です。
「着色」がカラー化に使える場面は1つだけです。たとえばワンピースを選択し、その選択範囲の中だけを染める場合です。マスク付きレイヤーより速いものの、修正は元に戻せません。あとで色を変えるには、取り消すか、もう一度染め直すしかありません。本格的な作業にはレイヤーのほうが確実です。
似た落とし穴はPhotoshopにもあります。「色相・彩度」の補正には「色彩の統一」というオプションがあり、Adobeのヘルプによると画像全体に1つの色を適用します。これも単色の染色であってカラー化ではなく、ニューラルフィルターとは英語名のColorizeが共通しているだけです。
自動に任せたほうがよい場合と、手作業の仕上げとの組み合わせ方
Photoshopなしで白黒写真を自動でカラー化する方法
Photoshopがいつも必要なわけではありません。ソフトを持っていない、写真の枚数が多い、曾祖父がカラーならどう見えたかをちょっと見てみたい。そういうときは、白黒写真のオンラインカラー化に写真をアップロードするほうが速く、インストールもレイヤーもなしで結果が得られます。写真がスマホの中にあって、パソコンが手元にないときも同じです。
自動処理は、手作業の前の下見としても役立ちます。その写真がそもそもどう色を受け取るかがすぐにわかります。コントラストは足りているか、傷が邪魔していないか、どこが難しいか。その結果、オリジナルをもっと大きくスキャンし直すべきだ、あるいは先に傷みを直すべきだとわかることもあります。よい元画像の作り方は別の記事にまとめています。古い紙焼き写真を自宅でデジタル化する方法です。
期待してはいけないのは正確な色です。オンラインのAIも、Photoshopのフィルターと同じく推測しています。草、空、肌、木はもっともらしく仕上がりますが、ワンピースや目の色は当てずっぽうです。
gdefotoのオンラインカラー化の仕組み
このツールが受け付けるのは、25 MBまでのJPG、PNG、WebPのファイル1つです。1辺が100ピクセル未満の小さすぎる画像と、1辺が8000ピクセルを超える大きすぎる画像は受け付けません。解像度のとても高いスキャンは縮小する必要があります。写真はサーバーにアップロードされてそこで処理され、結果はJPG形式で返ってきます。
カラー化に設定項目はありません。ファイルを選ぶか、ツールの枠にドラッグすると処理が自動で始まり、開始ボタンは別にありません。同じファイルをもう一度アップロードしても、たいてい同じ画像になります。無料の回数をそれに使うのは損です。回数はサイトの重いツール全部を合わせて1日5回だけです。色が気に入らないなら、元画像をよくするほうが有効です。もっと大きくスキャンする、均一な光で反射なしに撮り直す、余分な部分を切り落とす。あるいは結果を下地として受け取り、あとで説明するように手で仕上げます。
このツールは色をつけるだけではありません。ついでに写真を軽く補正し、ノイズ、細かいすり傷、軽いぼけを取り除きます。副作用として、顔の細かい特徴が変わることがあります。拡大して顔をオリジナルと見比べてください。特に目、唇の線、鼻です。証明用の写真でも故人の思い出の写真でも、大事なポートレートでは本人らしさを必ず確認します。顔が別人になっていたら手作業が必要です。自動処理からは色だけをもらいます。その方法はあとで説明します。
便利な特徴が1つあります。AIに送る前に、画像はいったん無彩色にされます。そのため、黄ばんだプリントやセピア調の写真をわざわざグレーに変換する必要はありません。古い色調がカラー化の邪魔をすることはありません。
処理と結果のプレビューは、1日5回までの範囲で無料です。プレビューは縮小されていて、透かしが入っています。色ののり方は確認できますが、作業には使えません。透かしなしのきれいなファイルは有料です。ツールが着色するのは1回に1枚で、色を部分的に直すことはできません。同じファイルをもう一度かけても、たいてい同じ画像になります。ツール自身からの助言もあります。余白、台紙、隣の写真は先に切り落とし、画像だけを残してください。AIはコマ全体を処理するので、余分な余白は肝心な部分の画質を削ります。
自動カラー化を下地にして、手作業で仕上げる
よい結果をいちばん短い時間で得る方法は、自動と手作業のどちらかを選ぶことではなく、両方を重ねることです。AIは、人間なら何時間もかかることを手早く片づけます。背景、木の葉、地面、家具、全員の顔の肌の基本の色。人間はそのあとで、AIにできないことをします。目、ワンピース、制服に正しい色を入れ、塗り残しを消します。
作業の順序は次のとおりです。
- 編集ソフトで白黒のオリジナルを整えます。すり傷、しみ、コントラスト。このファイルが土台として残るので、手で直すほうがよいでしょう。
- カラー版を作ります。Photoshopのフィルターか、オンラインツールで。
- 編集ソフトで両方のファイルを開き、カラーのレイヤーを白黒の上に置きます。
- その上に、自動処理が間違えた部分のための自分の色レイヤーを加えます。
- 最後に全体の彩度と色調を整えます。
大事なのは、2つのファイルのサイズとトリミングが一致していることです。オンラインツールにアップロードする前に余白を切り落としたなら、作業用のファイルも同じように切り落とします。そうしないとレイヤーが重なりません。
自動カラー化から色だけを取り出す方法
ここでも、手作業の着色と同じ描画モードが働きます。自動で着色したファイルを、修復済みの白黒オリジナルの上にレイヤーとして置き、そのレイヤーを「カラー」モードに切り替えます。これで明るさ、シャープさ、細部はすべてあなたのオリジナルから取られ、自動版から残るのは色みだけになります。本人らしさを取り戻す方法でもあります。自動処理が顔立ちを変えていても、「カラー」モードのレイヤーの下にあるのは、オリジナルそのままの顔です。
得られるものは2つあります。1つ目は、元画像の画質が保たれることです。カラーのファイルが処理とJPG圧縮のあとで少し甘くなっていても、フルサイズのスキャンが画像の土台であり続けます。2つ目は、色を調整できるようになることです。レイヤーの不透明度でカラー化の強さを加減でき、マスクを使えば自動処理が外したところから色を取り除けます。
GIMPでもやり方は同じです。カラーのレイヤーを上に置き、モードをHSL ColorかLCh Colorにして、必要ならマスクを加えます。
オンラインツールの無料プレビューは縮小されていて透かしが入っているので、この作業には透かしなしのファイルが必要です。そのピクセル数があなたのスキャンと違う場合は、カラーのレイヤーをドキュメントの大きさまで引き伸ばします。「カラー」モードでは、カラーレイヤーの鮮明さが少し落ちても見えません。シャープさを出すのはオリジナルです。この点でPhotoshopのフィルターは、結果を同じドキュメントの別レイヤーにすぐ置いてくれるので便利です。
自動カラー化のあとに手で直すところ
直す項目はほぼ毎回同じで、上から順に進めるとやりやすくなります。
- 顔の本人らしさ。目、唇、鼻をオリジナルと見比べます。顔立ちが変わっていたら、上で説明したように自動版からは色だけを残します。
- 肌の灰色の部分。手、首、耳、奥の顔。マスク付きの肌色レイヤーで数分で埋まります。
- 目。自動処理はたいていグレーがかった茶色のまま残します。色がわかっているなら、別のレイヤーで入れます。
- 服と大事な物。推測された色を本当の色に取り替えます。自動のレイヤーの上に、正しい色のレイヤーを重ねます。
- はみ出した色。肩の上の緑、白の上の青。自動レイヤーのマスクを黒いブラシでなぞって色を消し、そのあとで正しい色を入れます。
- 頬の赤み。頬と鼻に弱いピンクのレイヤーを1枚のせるだけで、自動処理の平坦な顔がぐっと生き生きします。
部分的な修正が済んだら、画像を全体で見てください。色がうるさすぎる、あるいは逆に元気がないと感じたら、すべての上に調整レイヤーを置いて全体の彩度と色調を整えます。丁寧なやり方はPhotoshopの色調補正の記事で読めます。
カラー化した写真の保存方法
ファイルは2つ保存します。1つ目は作業用で、すべてのレイヤーを残したまま、編集ソフト本来の形式で保存します(PhotoshopならPSD、GIMPならXCF)。1か月後におばが、あのワンピースは青ではなく緑だったと思い出しても、塗り直す代わりにレイヤー1枚の色を10秒で変えられます。
2つ目は完成版で、レイヤーを統合した、プリントや送信のためのファイルです。プリントには高画質のJPGかTIFF、メッセージアプリには普通のJPGで十分です。白黒のオリジナルは削除も上書きもしないでください。カラー化は解釈であり、オリジナルは記録です。2つは並べて保管すべきものです。
プリントの前に、等倍表示でもう一度写真を見てください。紙の上では、灰色の塗り残しや色にじみがスマホの画面より目立ちます。
PhotoshopにもAIにもできないこと
どの方法も本当の色を復元することはできません。白黒写真にはそれがないからです。フィルムが記録したのは明るさだけです。カラー化のあとに見えているものはすべて、機械の推測かあなたの判断のどちらかです。よいカラー化はもっともらしくはあっても、証拠にはなりません。結果を家族に見せるときには、そのことも伝えるとよいでしょう。
手作業の着色とPhotoshopのフィルターは傷を直しません。ぼやけた写真はぼやけたままで、すり傷は色の下でかえって目立ちます。オンラインのカラー化は細かいノイズやすり傷を自分で取り除きますが、破れ、折れ跡、欠けた部分には歯が立たず、補正の代償として顔が少し変わることがあります。傷みのひどい写真のために、サイトには「写真を修復」という別のツールがあります。すり傷や破れを直し、白黒の画像をそのままカラーで返します。ですから、1枚の写真を両方のツールにかける必要は普通ありません。オリジナルの状態に合わせてどちらか1つを選んでください。
最後の限界は好みです。ソフトはあなたが示した場所に色を置きますが、派手すぎるとは言ってくれません。仕上がった作品を1日寝かせて、新鮮な目で見てください。たいていは彩度を下げたくなります。その感覚は正しいものです。
ここまで読んで、レイヤーやマスクは自分向きではないとわかったなら、それも1つの結論です。写真をオンラインの写真カラー化にアップロードしてプレビューを確認し、家族に見せる前に顔をオリジナルと見比べてください。
よくある質問
Photoshopで白黒写真をいちばん速くカラー化するには? メニューの「フィルター」から「ニューラルフィルター」を開き、「カラー化」(英語版ではColorize)をダウンロードしてオンにします。色は自動でつきます。「出力」メニューでは新規レイヤーを選び、オリジナルに手が加わらないようにします。
手作業の着色にはどの描画モードを使いますか? 下のレイヤーから輝度を、上のレイヤーから色相と彩度を取るモードです。Photoshopの日本語版では「カラー」、英語版ではColorです。GIMPではHSL ColorとLCh Colorがこれに当たります。
Photoshopで白黒写真に色がのらないのはなぜですか? おそらくファイルがグレースケールで保存されています。「イメージ」から「モード」を開き、「RGB カラー」を選んでください。次に多い原因は、レイヤーマスクに色のついたブラシで描いていることです。マスクが理解するのは黒、白、グレーだけです。また、純粋な白と純粋な黒の部分では「カラー」モードは色を出しません。
GIMPで白黒写真をカラー化できますか? はい、手作業でできます。写真の上に色のレイヤーを置き、モードをHSL ColorかLCh Colorにして、黒いマスクと白いブラシを使います。「色」メニューの「着色」(Colorize)はこの用途に向きません。レイヤーや選択範囲をセピアのように1色に染める機能です。
写真1枚の手作業の着色にはどのくらい時間がかかりますか? 正確な目安はありませんが、単純な背景のポートレートで、慣れた人ならひと晩、初心者なら2-3晩です。集合写真や物の多い写真は何日もかかります。ニューラルフィルターやオンラインツールなら下書きがすぐにでき、それを直すほうがゼロから塗るよりずっと楽です。
白黒写真から本当の色を知ることはできますか? できません。写真に残っているのは明るさだけで、暗いワンピースは紺でも茶色でもえんじ色でもありえます。本当の色を教えてくれるのは、同じ人のカラー写真、残っている品物、家族の記憶だけです。それ以外はすべて、もっともらしい推測です。
AIのカラー化で灰色の部分が残ったらどうすればよいですか? カラーの結果をレイヤーとして白黒のオリジナルの上に置き、その上に「カラー」モードで必要な色のレイヤーを加え、黒いマスクをつけて、手、首、耳などの抜けた場所を白いブラシで塗って色を出します。そのために同じファイルをオンラインツールにもう一度アップロードする意味はありません。設定項目がなく、同じ画像になるからです。手作業の仕上げには透かしなしのファイルが必要です。
gdefotoのオンラインカラー化はどんなファイルを受け付け、何が有料ですか? 25 MBまでのJPG、PNG、WebPのファイル1つで、1辺が100から8000ピクセルのものです。結果はJPGで返ります。処理とプレビューは1日5回まで無料で、プレビューは縮小されていて透かしが入っています。透かしなしのファイルは有料です。このツールはついでに写真を軽く補正し、顔の細部を変えることがあるので、ポートレートはオリジナルと見比べてください。
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